アメニティCafe

同軸ケーブルの仕組み

同軸ケーブルの仕組みを以下に説明します。

同軸ケーブル

受信システムを構成する際にアンテナから受信機までの接続には電波の通り道になる同軸ケーブルが必需品です。最近は衛星放送などで伝送周波数が高くなっていますから、より高品質な性能を持つ(例えばJISにある衛星放送用同軸ケーブルS-5C-FB、S-7C-FBなど)同軸ケーブルを使用する必要があります。同軸ケーブルの構造と各部の機能について下の図で説明します。

JIS 衛星放送用 同軸ケーブルの例

内部導体を中心にして絶縁体、外部導体、シース(外被)を同心円状に配列した構造

衛星放送用 同軸ケーブル

内部導体 電気用軟銅を使用した真円状の線材で、この部分を中心にして電波(信号)が伝わっていきます。直径はS-5C-FBで1.05mmです。
絶縁体 内部導体と外部導体の間にあって、導体との電気的絶縁機能を持ち、且つ、内部導体の保持と保護を兼ねています。主に材料は発泡ポリエチレンを使用しています。
外部導体1
(アルミ箔テープ)
内部導体を伝わる電波(信号)を外部に漏らさない、 外部から侵入させない機能をします。これが同軸ケーブルの特徴です。
外部導体2
(すずめっき軟鋼線編組)
すずめっき軟銅線編組とは網状に撚った構造で、機能はアルミ箔テープとほぼ同等で漏洩や外来電波の侵入阻止を、より一層高める働きとケーブルの可とう性(曲げ易さ)にも寄与しています。
シース 同軸ケーブルを包む外皮でケーブル全体の保護と、形状維持機能を持たせています。材質はビニル系で外径はS-5C-FBで約7.7mmです。

構造図のように普通の電線と異なり、電波(信号)をいかに安全に、且つ、妨害波、漏 洩に対して配慮されているかがお分かりいただけることと思います。したがってこの同 軸ケーブルを接続するためにはケーブルサイズに合った、一定以上の性能を持つ(例えばC15形)接栓を使用して確実に機器と接続する必要があります。

C15形接栓 折り曲げたり、変形させないこと
C15形接栓 折り曲げたり、変形させないこと