はじめに 種類 プラン例
(ダクト無し)
プラン例
(ダクト有り)
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施工の
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お手入れ 故障かな? Q&A
9.Q&A


Q1  24 時間換気システムを運転したらシックハウスにならないのですか?
 A1  国土交通省編集の「建築物のシックハウス対策マニュアル」に記載されている通り、建築基準法の基準さえ満たせば化学物質による室内空気汚染が全て防止できるわけではないので、シックハウス症候群にならないとは言いきれません。
 換気システムの24 時間運転は、室内空気汚染防止のための基準として、特異な気象条件を除外し、かつ、通常の使用状態を想定した上で化学物質(今回はホルムアルデヒド)の空気中の濃度を厚生労働省が設定する指針値以下に抑制するために法律で定めたものです。
Q2  24 時間換気システムを運転することにより、空調(冷暖房)費用が非常に高くなったり、冷暖房がききにくくなるのが心配なのですが。
 A2  冷暖房効果は、換気よりも壁や窓からの熱ロスの方が大きく影響します。一般的には自然換気による熱ロスは全体の25%程度と言われていますので0.5 回/h の換気をしてもその分が少し増えるだけですから、大幅に冷暖房費が増えるわけではありません。
 なお、冷暖房の能力設計は常時換気をしていることを前提にお願いします。また、寒冷地では熱交換型換気システムを使用することにより暖房費の節約効果があります。
夏:冷房時に外から熱が入ってくる割合 冬:暖房時の熱が外に逃げ出す割合
※壁や屋根に断熱材(100mm 厚)を使用
※日本建材産業協会 「21 世紀の住宅には、開口部の断熱を・・!」より
Q3  換気システムを24 時間運転すると電気代が高くつきそうで心配です。どのくらいかかるのですか?
 A3  住宅の規模や換気の方式、メーカーなどにより異なります。目安として、ALIA の「住宅の換気設計事例集(詳細版)」に各社の代表的な事例を掲載しておりますのでご参照ください。
Q4  石油ストーブ(ファンヒーター)を使っているのですが、24 時間換気システムを運転すれば、窓開け換気は必要ありませんか?
 A4  石油ストーブやガスストーブ、ファンヒーターなどの暖房器具(開放型の暖房器具)は、室内の空気を使って燃焼するので、室内の酸素減少と排気ガスによる空気の汚れが生じます。24 時間換気システムでは十分な新鮮空気を供給することはできませんので、暖房器具に指定された換気(窓開け換気など)を行う必要があります。
 なお、(財)ベターリビング発行「シックハウス対策のための住宅の換気設備マニュアル」5.2.3 に記載されている通り、開放型の暖房器具の使用は避けて、排気が室内に出ない暖房器具(エアコン・FF ストーブ・床暖房など)を使用することをお勧めします。
Q5  24 時間換気システムを運転すれば、窓や壁に結露はしませんか?カビやダニの発生はなくなりますか?
 A5  換気は排湿効果がありますから、窓や壁の結露やカビ・ダニの発生を抑制する効果はあります。
 但し、窓や壁の結露状況は住宅の断熱性能や室内での水蒸気発生量(常時加湿器を使う、などの住まい方)によって大きく変わります。結露・カビ・ダニ対策はこれらも含めて考えることが必要です。
 参照:(財)ベターリビング発行
   「シックハウス対策のための住宅の換気設備マニュアル」5.2.4
Q6  数日間(またはそれ以上)家を留守にするときは、換気システムのスイッチを切っても構いませんか。
 A6  換気は湿気の排出など建物のためにもよいことですので連続運転をお勧めします。
 換気システムのスイッチを切って外出された場合は、帰宅後にスイッチを入れることを忘れないようにしてください。
 なお、事務所等の利用時間が限定される用途の建築物の居室においては、夜間等の人の不在時に換気システムを停止する運用も考えられます。
Q7  換気システムの設置は、必要風量が設計・計算されているメーカーの換気扇を設置するだけでよろしいですか?
 A7  換気システムは、必要風量を満足する換気扇を設置する以外に空気の入ってくる場所と出ていく場所(「換気経路」)を考える必要があります。具体的には換気扇(排気)に対して給気はどうするのか、内装ドアの通気措置をするかどうか、などを決定し、換気部品などを必要な場所に設置する必要があります。
Q8  居室と一体とみなす空間であれば、どこで給気や排気をしても構いませんか。
 例えば、寝室に面した収納があり、扉に通気措置があれば収納内部に給気口と排気ファンを設ける、など。
 A8  換気設備の設置位置は、居室を換気するための換気経路を考えることが重要です。
 質問の例は望ましいとはいえません。換気経路を考えた設計方法としては、寝室(居室)に給気・排気の端末(ファンもしくは換気口)を設置する、寝室に給気口を設け収納に排気ファンを設ける(あるいはその逆)、などが考えられます。
Q9  居室をアンダーカットのない扉で区切った場合、居室以外の空間は換気しなくてもよいですか?
 A9  国土交通省編集の「建築物のシックハウス対策マニュアル」に、住宅の場合は各居室で換気が完結しても廊下も換気を行うことが望ましいと記載されています。
Q10  引戸は通気措置ありとみなされるとききましたが、引戸で区切られた居室と廊下は必ず一体に扱う必要がありますか?
 A10  24 時間換気システムの換気経路として意図しない場合は、引戸であっても居室と廊下を一体に扱う必要はありません。但し、ふすま・障子(建築基準法第28 条第4 項に該当)については、換気経路に関らず廊下を居室と一体としなければなりません。
Q11  24時間換気システムとして、居室に自然給気口をつけて、ドアにアンダーカットを設け、トイレや浴室の換気扇で0.5回/hの換気をする方式(第3種換気)が最も簡単でよいと思うのですがいかがでしょうか。
 A11  ご指摘のシステムは安価で簡易と思われますが、住宅内で1ヵ所の窓を開けると(例:浴室の窓を開けておく)その窓からほとんど全ての給気が行われ、他の部屋が全く換気されない恐れがあるので注意が必要です。窓を開けるときは、全ての部屋の窓を開けることをお勧めします。なお、5「24 時間換気システムの設計のポイント」の項もご参照ください。
Q12  増改築の場合、既存部分を含めた居室も換気設備の設置が必要とのことですが除外されるケースはありますか?(例:病院の増改築の場合、既存部分で患者が入室している病室も換気設備の設置は必要ですか?)
 A12  上記の場合も含めて、新築・増改築に関らず換気設備の設置の必要性に関して判断がつきにくいような場合は、事前に所轄の行政庁にご相談されることをお勧めします。



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