分類 選び方 基本事項
・留意点
省エネ性・環境性 最新機器・機能
●ガス給湯器の選び方


ガス給湯器の選び方
用途による選定 お客さまの希望される機能、機器設置物件の設計仕様により、給湯、おふろのどの機能が必要かが判りますので、まず、給湯器、ふろ給湯器のうち、どちらを選ぶか決定します。
※給湯暖房機の給湯、おふろ機能を選ぶ際にも、この内容が参考になります。


給湯能力による選定 機器の種類の選定ができていれば、次に給湯能力を基準に機器を選ぶのが一般的です。給湯能力は、大きなものから順に、32号、24号、20号、16号、10号以下とありますが、ファミリー向け住戸では、複数箇所のお湯の同時使用があることを考えますと、10号以下の給湯器は適さず、最低でも1 6号以上、一般的には冬場の同時使用でも不足のない24号以上を選定するのが無難と言えます。

給湯能力 給湯箇所から見た適用 備 考
32号 大家族・4箇所以上の給湯を必要とする住戸に適する 3箇所同時使用でもほぼ問題なく使用できる
24号 3箇所給湯程度の住戸に適する 2箇所同時使用でも問題なく使用できる
20号 2〜3箇所給湯程度の住戸に適する 2箇所同時使用でもほぼ問題なく使用できる
16号 2箇所給湯程度の住戸に適する 冬場の2箇所同時使用では若干能力不足となる
10号以下 基本的に1箇所給湯用である 2箇所同時使用には適さない

価格について 一般的に給湯能力が大きい程、また高機能なほど高価となりますが、一旦設置すると10年程度使用する事になり、また毎日使用する機器なので、基本機能が充実している機器を選ぶほうが賢い選択といえるのではないでしょうか。また、複数の機能が集約されている機種のほうが、単機能の機器を組み合わせるよりも安価となる上に、設置スペースも少なくできる(例:給湯器+ふろがまよりもふろ給湯器のほうが安価でコンパクト)事も念頭に置かれると良いでしょう。

機能面からの選定 近年ではおふろ機能の充実を求められるお客さまが多いことから、全自動タイプまたは自動タイプのおふろ機能のある機器、給湯の基本機能が充実しているQ21対応の機器を選択すると、利便性からもお勧めであり、満足度も高いものが得られます。

■全自動タイプ・自動タイプの模式図

機能 内容 備考
全自動タイプ 浴槽へのお湯はりと適温・適量での停止、その後、一定時間の保温と水位キープをすべて自動で行います 残り湯があっても設定した水位でお湯はりが完了します
自動タイプ 浴槽へのお湯はりと適温・適量での停止、その後、一定時間の保温を自動で行います(水位キープ機能はありません) 循環口以上の残り湯がある場合に、設定した水位でお湯はりが完了する機能付きの機種があります
Q21
(クオリティ21)
従来の給湯器より一層快適さ、使い勝手、環境へのニーズを満足している機能の愛称で21世紀基準の新給湯器とされています 給湯Q機能・低NOx仕様・低圧損・故障自己診断機能の4つの機能を標準で搭載しています
      
Q機能 お湯の継続使用時に起こる、熱くなったりぬるくなったりの水サンドイッチ現象を緩和する機能です 湯温の安定性に優れています
低NOx仕様 排気ガス中のNOx濃度が低い、低NOxバーナーを搭載した機器仕様のことを言います 排気ガス中のNOx濃度が60ppm以下
低圧損 機器内部の通水抵抗が基準値よりも小さい機器仕様のことを言います 低水圧地域でもより多くの出湯量を確保します
自己診断機能 機器の機能低下を検知し、自動で改善運転を行います。更に正常にならない場合は運転を自動停止します 機器の異常状態を検出した場合は、その状況をリモコンの表示でお知らせします



前へ
【給湯器の分類】
次へ
【設計上・施工上の基本事項、施工の留意点】

 社団法人リビングアメニティ協会 給湯・暖冷房部会 

【リビングアメニティ協会 TOP】