はじめに 分類 選び方 構成例 最近の傾向 設計・施工上
の留意事項
維持管理
について
6.設計・施工上の留意事項


6.1 給水量の決定

 給水量は、建物や水の使用用途・使用人員・給水栓数等を考慮して決定します。
 給水ポンプシステムの場合は、瞬時最大使用水量から求められます。
 決定にあたっては、各種算定方式があり、その特長や使用実態に応じた算定方式を選択することが大切です。
 集合住宅では、下記の2方式のいずれかを採用するのが一般的です。


1)戸数から瞬時最大使用水量を予測する算定式を用い求める方法


2)居住人数から瞬時最大使用水量を予測する算定式を用い求める方法
 この算定式は、東京都の「中小規模集合住宅における水使用実態調査」に基づく算定式によるものです。

6.2 全揚程の決定

1)受水タンク方式


2)増圧直結給水方式

6.3 下層階減圧弁

 住居内の給水圧力は、0.196MPa(2kgf/cu)程度が適切です。
 下層階の給水圧力は高くなるため、0.392MPa(4kgf/cu)以上となるような階には減圧弁を取付けます。
6.4 吸込み配管

 受水タンクからポンプまでの吸込み配管は事故等に備えて、ポンプごとに設置する必要があります。
6.5 吸込み・吐出しバルブ

 ポンプの維持管理や事故等に備えて、吸込み・吐出しバルブを設置する必要があります。
6.6 防振対策

 基礎上に直接据付けると、床にポンプの振動が伝わり、下層階や隣の部屋に騒音が発生する場合があります。したがって、防振装置等を設置することをおすすめします。
6.7 増圧直結方式

 増圧直結方式は、水道事業体によってはまだ採用されていない所もあるので、設置する場合は、その水道事業体に確認する必要があります。
6.8 水道事業体設計・施工基準

 水道事業体ごとに設計・施工基準があるので、設置場所の事業体の基準に合わせて設計・施工する必要があります。



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