はじめに 分類 選び方 最近の傾向 施工留意事項 お手入れ
●施工に関する確認・留意事項
 浴室ユニットの施工に関する一般的な確認・留意事項は次の通りです。メーカーや浴室ユニットのシリーズによって異なる場合がありますので、その都度確認の上、対応してください。
1.施工前の準備事項
(1)搬入、施工時期
 木造軸組み工法の場合、間柱が入る直前が最適です。給水給湯配管や排水管、その他の設備機器の先行配管やスリーブ等の事前工事がきちんと完了しているか確認の上、搬入・施工してください。

(2)設置面の準備
 浴室ユニットとの取り合いや重量を考慮して土台布基礎、土間コンクリートの施工をしておいてください。
図1:設置面の適否の例


[階上に設置の場合]
 ボルト脚仕様の場合、ボルト脚の下に十分な強度の根太と合板等を配してください。

(3)設置スペース
 浴室ユニットの設置必要寸法を確保してください。土台と布基礎の寸法精度に十分注意してください。

(4)搬入経路
 浴槽や防水パン等の部材の寸法を参考にして搬入時の開口幅を確保してください。

(5)給水・給湯条件
 浴槽の容量やシャワーの必要給湯量等を考慮して、給湯機器の選定、給水・給湯圧力を確保してください。

(6)雑排水について
 ユニット側の雑排水管との取り合い位置まで、排水管を施工しておいてください。配管の仕上げ位置、床ころがし位置は、浴室ユニットの脚部を避けてください。
図2:雑排水管立上げの例

2.建築との取り合い
(1)平面の納まり
 浴室ユニットの平面寸法にクリアランスを加えた設置必要寸法を確保してください。

(2)立面の納まり
 ユニットの高さに点検スペース・ダクト等のスペースを加えた立面寸法を確保してください。また、2階用の梁や根太・母屋下がりにも注意してください。
図3:立面の納まりの例

(3)ドアまわり
 ドアまわりの取り合いや額縁の納まりについては、各メーカーのカタログ、施工資料によって確認してください。

(4)窓の納まり
 各メーカーのカタログ、施工資料によって確認してください。

(5)給湯機・追いだき釜の取り付け
 給湯機・追いだき釜を設置する場合は、ガス会社等の設置指導基準に従ってください。お湯の循環パイプやリモコン配線用のスリーブが必要な場合は、建築側であらかじめ配置しておいてください。
図4:追いだき釜設置指導基準の例

(6)電気工事
 通常換気扇・照明器具等の電器配線接続は別途工事となります。床暖房、換気扇、換気乾燥機等にはアースを設けてください。電力会社の内線規定により、浴室内にはコンセントは付けられません。

(7)その他
 浴室ユニット据付工事が終わった後は、浴室ドアに施錠しておいてください。
    



前へ
【空間を演出する機器や部材/
8〜12】
次へ
【浴室ユニットのお手入れ】
 社団法人リビングアメニティ協会 浴槽・ユニットバス委員会 

【リビングアメニティ協会 TOP】