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 2022年度から、未来を担う「こども」を応援する「ALIAこども応援プロジェクト」をスタートし、「こども食堂」への住宅部品等の無償提供をはじめました。
「こども食堂」は、公的制度ではなく明確な定義はありませんが、一般的に「こども・その親・地域の人々に、無料・安価で栄養ある食事や温かな団欒を提供する民間活動」とされています。活動資金は寄付等で賄われている場合が多く、人手や食材の確保とスペースの環境整備に苦慮しています。
 こどもの貧困対策等としてNPO等が始めた「こども食堂」が、地域の様々な課題に対応するため、居場所づくり・学習支援など幅広い活動の場づくりへと発展し、SDGsの基本理念「誰一人取り残さない」に調和する活動と評価されています。
 誕生から約10年、コロナ禍の下でも年間1,000箇所が増加し7,300箇所余となり、今後も増加するものと見込まれます。

※詳しくは「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ」のホームページをご覧ください。

支援のしくみ

 「こども食堂」の整備(新設・改修等)等を行うNPO等に対して、ALIA の会員企業の商品等を無償で提供します。
 住宅部品(住宅設備・建材)や家電機器等のほか、出前講座の実施など、幅広く支援します。

 「こども家庭庁」がこども支援策の一環で設置している「マッチングネットワーク推進協議会」※を活用し、全国各地に支援します。

  • ALIAから同協議会に「提供商品等リスト」を提示
  • 同協議会が支援先のNPO等の募集・受付・選定を実施
  • 選定されたNPO等に会員企業から商品等を無償提供

※「マッチングネットワーク推進協議会」

 草の根の支援を行うNPO等の団体のニーズと、CSR活動を行う企業等の支援リソースのマッチングを推進する一環として、こども家庭庁と全国的なネットワークを持つ団体により発足された組織です。
 構成団体のうち、こども食堂への支援は、「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ」が担っています。

支援の実績等

「ALIAこども応援プロジェクト」の第一回目の支援先募集を5月15日から開始しました。
 ガステーブルコンロ、温水洗浄便座など、合計18種類の商品・サービスを、全国の「こども食堂」計66団体に提供します。
 募集は「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ」を通じて実施中です。
(募集内容の詳細と申込・問い合わせ先等は、「むすびえ」ホームページの「新着情報」等をご覧ください。)

「ALIAこども応援プロジェクト」の本格実施に先立ち、2022年度には先⾏モデルケースとして、5件の支援を⾏いました。