file-text-o file-pdf-o file-word-o file-excel-o file-powerpoint-o sticky-note-o clone

住宅部品の基礎知識 アメニティCafe *2023年度版

冬季における入浴事故防止

人口動態統計を分析したところ、家庭の浴槽での溺死者数は12年間で約8割増加し、平成28年に約5000人となっています。

そのうち高齢者(65歳以上)が約9割を占めており、高齢者は特に注意が必要です。溺死を含む入浴中の事故死は、冬季に多く発生している傾向がみられます。

過去には入浴中の急死者数は約19,000人と推計されたこともあります

<消費者庁HPより引用>

入浴中の事故を防止するために、特に以下の点について確認しておきましょう。

  1. 入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。
  2. 湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安にしましょう。
  3. 浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。
  4. 食後すぐの入浴、またアルコールが抜けていない状態の入浴は控えましょう。
  5. 精神安定剤、睡眠薬などの服用後の入浴は危険ですので注意しましょう。
  6. 入浴する前に同居者に一声掛けて、見回ってもらいましょう。

冬季における入浴事故防止に関するサイト



浴室関連で冬季の入浴事故の防止に役立つ商品

◇浴室ユニット

浴室断熱

在来工法の浴室を浴室ユニットにリフォームするだけで断熱性が向上します。
また、各社の浴室ユニットには天井・壁・床に保温材をプラスして断熱性能を高めた商品もあります。

◇浴室・脱衣室暖房

暖房

浴室内、脱衣所の暖房器具です。
浴室内のものは換気や衣類乾燥機能も合わせ持つものも多くあります。
入浴事故を予防するため、入浴や脱衣前に室内を暖めましょう。

◇浴室床シャワー暖房

床シャワー

浴室床をお湯のシャワーで温める暖房機能です。

◇見まもり機能付き給湯器

ノーリツGT-C2462PAWX_BL

以下のような安心機能がある給湯器もあります。

  • 設定温度の-2℃で沸き上げ、入浴後ゆるやかに設定温度まで追いだきします。(図参照)
  • 浴室リモコンが入浴時間の経過を知らせます。
  • 台所リモコンで浴槽への出入りが確認できます。

沸き上げ

PAGE TOP