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住宅部品の基礎知識 アメニティCafe *2023年度版

シンク

シンクの素材

シンクの素材には主に、「ステンレス」、「人工大理石」、があります。前者は丈夫で汚れにも強いですが、原則ステンレス色しか選べません。後者はワークトップやインテリアになじむカラーが選べますが、ステンレスワークトップには取り付けできません。なお、後者の改良として、硬質素材を配合し、傷や汚れ落ちに強いものもあります。

ステンレスシンク 人工大理石シンク(アクリル系)
水晶(クォーツ)配合シンク 有機ガラス系シンク

シンクと水栓・ワークトップとの関係

シンクには大きく、「水栓取り付けスペース」があるものと、無いものがあります。前者はシンク内にあるデッキ部に穴を空けて水栓を取り付けるため、水栓まわりの水仕舞いが良くなっています。
ワークトップへの取り付けは、一般的な下からの「アンダーシンク」と、上から被せる「オーバーシンク」があります。

アンダーシンク(水栓デッキ付き) アンダーシンク(水栓デッキ無し)
オーバーシンク(ステンレス+木質トップ) オーバーシンク(ホーロー+タイルトップ)

シンクと排水口・トラップ

従来はシンクと排水口が別体で、排水口の中にトラップ(封水により臭いが排水管から上がるのを防ぐ)があるものが主流だったため、排水口の中のぬめり等を洗うのにひと苦労でしたが、現在は排水口がシンクと一体化し、さらに、トラップが排水口内に無く、排水管経路に設けられているものが多くなり、お手入れが格段に向上しました。

従来の排水口断面(わんトラップ付き) シンク一体型排水口断面(Sトラップ付き)

その他特徴あるシンク

排水レールによりゴミを集めやすくなったシンク すべり台形状によりゴミを集めやすくなったシンク
調理作業を重視した多段シンク(ステンレス) 調理作業を重視した多段シンク(人工大理石)
上下で同じアイテムが使える多段シンク(人工大理石) 向かい合っても使える大容量シンク(人工大理石)
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