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住宅部品の基礎知識 アメニティCafe *2026年度版

ソーラーシステムとは

地球温暖化の原因とされる温室効果ガスは化石燃料の大量消費によって大気中に排出される二酸化炭素(CO2)のほか、亜酸化窒素、メタン、フロンなどですが、最も大きく影響するのがCO2なのです。  地球温暖化を抑制するためには、先ずはCO2を排出しないことなのです。太陽エネルギーが注目されるのは、こうした理由からです。

太陽熱エネルギー導入の意義と特徴

太陽エネルギーを熱に変え利用するソーラーシステムは、クリーンで二酸化炭素の排出量が少ないことから環境へ与える負荷が小さく、日本中どこでも得られ、使い尽くしてしまう心配のない持続可能なエネルギーであり、石油等化石資源の代替エネルギーです。

化石エネルギーの消費量

日本では、石油、石炭、天然ガス等の化石エネルギーを原油換算で年間約3.6億kL消費し(※1)、9.07億トンのCO2を排出しています(※2)。
このうち、一般家庭(1世帯あたり)では原油換算で年間約720リットルを消費し(※3)、約2.5トンのCO2を排出しているのです(※3)
※1 経済産業省「エネルギー需給実績(2024年度確報)」における、化石燃料(石炭・石油・天然ガス等)の一次エネルギー国内供給量(原油換算)より
※2 環境省・経済産業省「温室効果ガス排出量(2024年度確報値)」における、化石エネルギー由来(エネルギー起源)のCO2排出量より
※3 環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査(令和5年度確報値)」における、全国の1世帯あたり年間エネルギー消費量(原油換算)・CO2排出量 より

ソーラーシステムの環境効果

日本は2030年度に13年度比26%削減する目標を表明していますが、住宅にソーラーシステムを設置すると、1年間に約340リットルの原油を節約し、約900kgのCO2を削減出来ます。標準的な家庭で消費するエネルギーやCO2の約1/4を減らすことが出来るのです。

表.太陽熱利用温水器及びソーラーシステムの1台当たりの年間CO2削減量

比較エネルギー LPG 都市ガス 灯油 深夜電力 原油換算量
太陽熱温水器
集熱面積:3㎡
集熱量:6,530メガJ(156万kcal)
134㎏C 103㎏C 152㎏C 181㎏C 170リットル
ソーラーシステム
集熱面積:6㎡
集熱量:13,060メガJ(312万kcal)
267㎏C 206㎏C 304㎏C 363㎏C 3040リットル

(試算条件)

  1. 全国平均年間集熱面日射量:130万kcal/m2・年 
  2. システム効率:40%
  3. 原油平均発熱量:9,250kcal/リットル
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